ポメラDM11Gシャア専用機を久々に使えると思っていたのだが……
ガンダムとのコラボ商品であったポメラDM11G。シャア・アズナブルモデル。
創作活動を再開するのに活用しようと思い、取り出してみた。
ちゃんと箱に入れて保管していたのだが、なんかおかしい。
全体がベタベタしている。
まるで、頑固な台所の油汚れのような、あんな感じのイヤなベタベタなのだ。
原因は、駆体のプラスティック部分のコーティングが加水分解してベトベトになったらしい。
ググれば、すでに数多のブロガーさんたちがこの加水分解についての記事をあげていた。
おかげでベタベタを取り除く方法もわかった。
色々な方法が紹介されている中で、無水エタノールで拭き取る方法を選択した。
なぜか?
それは、我が家には無水エタノールがあったから、である(持病で自己注射するもんでね……)。
他にも拭き取るための不織布、綿棒を用意。
方法は至ってシンプル。エタノールを不織布に染み込ませ、ベタベタ部分を拭きとる。角などの細かい所は、同じくエタノールを染み込ませた綿棒で擦って拭き取る。
ゴシゴシ、フキフキ。ゴシゴシ、フキフキ……。
ひたすらベタベタを拭き取るのエンドレス作業。
2時間かけて、ようやくベトベトがとれて赤いボディがよみがえった。
よし! これで再びポメラつかえるぞ~!
ウキウキしながらポメラの蓋をオープン!
キーボードオープン!
葛木えりゅ、出る!!
……ポロ、カラカラ……。
ん?
んんんんん?????
キーボードがはまらない……だと?
え? もしかして、拭き取るときに壊した?
力入れて壊さないように、慎重に拭き取ったのに?
よくよく確認してみたら、キーボードのヒンジのプラスティック部分が破損していた。
おそらく、経年劣化と加水分解でキーボードのフレーム部分(とても細いのだ)が限界だったのかもしれない。
キーボードのドッキングそのものは、かなり慎重にやれば出来なくもない。でも、開いたらすぐに文章が打てるというのがポメラの売りなのに、これではPCよりも立ち上げが遅くなっちゃう(イヤ、だいぶ速いけど)。
キーボードをうまいことセット出来れば、普通にサクサクと文章打てる。
ちょっと、真ん中の結合部が浮いてるけど。
でも、テキストファイルも問題なく保存できる。
いや、しかし。
キーボードが素早く設置できないのが、地味にストレス。
そもそも、10年も放置していたのだ。それなのに、文字が打ててファイルがちゃんと保存できる。
それだけでなく、QRコード作成だってできる。
さらにさらに
このガンダムファンには胸熱な電源オンオフの演出も健在だった!!!
あー。だが、しかし。
ドッキングに気を取られすぎて、ストレスが着々と溜まっていく。
そして、とうとう密林のアプリを開いている私がいた。
『ポメラ 最新』
ついでに、メルカリアプリも開いていた。
『ポメラ 中古』
そして、とうとう新しいポメラをお迎えすることになったのだ。
シャア様、ごめんなさい……。